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終活で一番大事なのは「財産」ではなく〇〇です

執筆者の写真: 行政書士HERO
行政書士HERO
6月26日
読了時間: 6分

「終活」と聞いて、何を思い浮かべますか?

多くの方が、こんなことを想像するのではないでしょうか。

「銀行口座の整理」 「遺言書を書くこと」 「不動産や相続のこと」

たしかに、それらも終活の一部です。

でも、終活の現場に長く携わってきた者として、 正直にお伝えしたいことがあります。

財産の整理は、終活の「主役」ではありません。

むしろ、財産よりもずっと大事なのに、 ほとんどの人が後回しにしていることがある。

今日は、その「本当に大事なこと」についてお話しします。


亡くなった後、現場で一番困ること

実際に、身近な方が亡くなったとき。

残された家族や周囲の人が、何に一番困るか、ご存じですか?

答えは「お金」ではありません。

「誰に連絡すればいいか分からない」

これが、最初の大きな壁です。

緊急連絡先が分からない。 友人に知らせてあげたいけど、連絡先がどこにも残っていない。 かかりつけの病院がどこか、誰も知らない。

次に直面するのが——

「葬儀をどうすればいいか分からない」

「お葬式は派手にしなくていい」と言っていたような気もするけど、 どこで聞いたのか、本人に確認したのか、はっきりしない。

家族が集まっても意見がまとまらず、 「あの人ならどうしたかったんだろう」と、誰もが迷い続ける。

そして、病院や施設で必ず問われるのが——

「延命治療について、ご本人の意思はありますか?」

この質問に、明確に答えられる家族は多くありません。

「そんな話、したことなかった」 「聞いておけばよかった」

後悔の言葉として、何度も耳にしてきました。

もちろん、「銀行口座がどこにあるか分からない」 という問題も起きます。

でも銀行の場合、時間はかかっても調べる方法はあります。

一方、「本人の気持ち」は、本人がいなければ もう二度と確認できません。


終活で本当に大事なこと、それは「連絡先と意思」

現場でこうした場面を見てきて、 はっきり言えることがあります。

終活で最初に整えるべきは、次の3つです。

① 連絡先

自分に何かあったときに、 誰に、どんな順番で連絡してほしいか。

友人、知人、かかりつけ医、 お世話になっている方——。

この情報が残っているだけで、 周囲の人は「動ける」ようになります。

② 医療の意思

・意識がなくなったとき、延命治療を希望するかどうか ・入院や手術についての考え方 ・もしもの場合に、どんな医療を受けたいか

これは、あなた自身にしか決められないことです。

そして、元気なうちにしか残せないことでもあります。

③ 葬儀の希望

「家族だけの小さな式でいい」 「戒名はいらない」 「好きだった音楽を流してほしい」

どんな小さな希望でも、残しておくことに意味があります。

その希望が、家族の「判断の拠り所」になります。

財産の整理はもちろん大切です。

でも、財産の話は「情報が残っていれば手続きができる」世界の話。

一方、連絡先と意思は「残しておかなければ、永遠に分からない」世界の話です。

どちらが先に整えるべきか、もうお分かりいただけたと思います。


そのために必要なのが、エンディングノート

連絡先・医療の意思・葬儀の希望。

これらをまとめておくのに、最も適したツールが エンディングノート です。

遺言書のような法的な効力はありませんが、 「大切な情報と気持ちを残す」という意味では、 遺言書よりも実用的な場面が多くあります。

エンディングノートには、大きく3つの役割があります。

① 情報の整理 連絡先、財産、契約など、自分に関する情報を一箇所にまとめられます。 「あの情報どこだっけ?」という混乱をなくせます。

② 意思の表示 医療や葬儀についての希望を、言葉として残せます。 「本人がどうしたかったか」が、明確に伝わります。

③ トラブルの防止 家族間で意見が食い違うことを防ぎ、 相続や手続きの混乱を減らす効果があります。

エンディングノートは、残された人への 「最後の贈り物」 と言っても過言ではありません。


それでも、多くの人が書けずにいる

「エンディングノートを書こう」と思っている方は、実はたくさんいます。

でも、実際に最後まで書けている方は、ごく一部です。

書けない理由として、よく聞かれるのはこちらです。

「何を書けばいいか分からない」

市販のエンディングノートを買ってはみたものの、 項目が多くてどこから始めればいいか分からない。 空白のまま、引き出しの中に眠っている——。

「書き始めると、途中で止まってしまう」

最初の数ページは書けても、 「連帯保証人は?」「デジタル資産は?」といった項目にさしかかると 「これって自分には関係ある?」「書き方が分からない」と手が止まる。

「誰にも相談できない」

家族に話すと心配させてしまう気がして言えない。 友人にこんな話をするのも、なんだか気が引ける。 一人で抱え込んだまま、時間だけが過ぎていく。

エンディングノートは、一人で黙々と書くものではありません。

誰かと一緒に考えながら書くと、驚くほどスムーズに進みます。


専門家と一緒に、安心して進める終活

そんな方のために、こんなサービスがあります。

🌿 おひとりさまの「エンディングノート作成サポート」

「書けない」「何から始めればいいか分からない」という方のために、 専門家がそばに寄り添いながら、一緒にエンディングノートを仕上げていきます。

サービス内容:

  • 深掘りヒアリング(90〜120分) あなたの状況、これまでの歩み、これからの希望をじっくりお聞きします。 うまく話せなくても大丈夫。聞き出すのが専門家の仕事です。

  • エンディングノート作成サポート 何をどう書けばいいかを、一緒に考えながら進めます。 「書けた」という達成感を、しっかり感じていただけます。

  • 重要項目の整理と代筆 書くことへの負担を感じる方には、整理・代筆もお任せいただけます。

  • 終活診断レポート(ロードマップ) 今のあなたの状況を整理し、今後どんな順番で終活を進めるべきかをお伝えします。

「財産の整理より先に、連絡先と意思を残したい」 そう思っていただいた方に、特にお役に立てるサービスです。

まとめ|終活は、財産の整理ではなく「人生の整理」

財産も大事。でも、それだけが終活ではありません。

終活の本質は、自分の人生を整理すること。

「自分に何かあったとき、誰に連絡してほしいか」 「どんな医療を受けたいか」 「どんなお別れをしてほしいか」

これらを残しておくことが、 あなたを大切に思う人たちへの、最大の思いやりになります。

難しい言葉も、複雑な手続きも、必要ありません。

ただ、自分の気持ちと情報を、誰かに伝わる形で残す。

それだけで、終活の本当の意味は果たされます。

「自分のことを、ちゃんと残しておきたい」

そう思っていただけたなら、ぜひ一度ご相談ください。

「まだ何も決まっていない」「何から話せばいいか分からない」という方こそ、 大歓迎です。

一緒に、あなたの人生の整理を始めましょう。

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